How to make - Celestial Planisphere

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作り方　目次

• ↓ 所要時間・必要なもの
• ↓ ステップ１　早見盤PDFをダウンロードして印刷
• ↓ ステップ２　星空円盤の下ごしらえ
• ↓ ステップ３　星座早見盤パーツの切り抜き
• ↓ ステップ４　星空回転軸の作成
• ↓ ステップ５　星空円盤の切り抜き
• ↓ ステップ６　組み立てて完成
• ↓ シンプル＆エレガントに仕上げる

所要時間・必要なもの

所要時間：

６０分程度

必要なもの：

スティック糊、両面テープ、はさみ、カッター、カッターマット、インクの出なくなったボールペン、定規

ステップ１　早見盤PDFをダウンロードして印刷

PDFダウンロード | 古星図の星座早見盤で、「早見盤本体」と「星座絵円盤」の計２つのPDFをダウンロードします。

Ａ４用紙に印刷します。

※ここでは、「Ａ４普通紙」に「家庭用インクジェットプリンター」で印刷しています。印刷品質の設定は「高品位」です。

ステップ２　星座絵円盤の下ごしらえ

星座絵円盤の用紙と、インクの出ないボールペン、定規、スティックのりを準備します。

２種類の星座絵円盤の間に、折り目位置の点線が引いてあります。綺麗に折るために、あらかじめこの線に沿ってボールペンで折り筋をつけておきます。

折り目の位置に、筋がつきました。

折り筋に沿って星座絵円盤を折ります。

ここで、ピンクの外枠に注目して、裏面と表面を確認してください。ピンクの外枠の太さに違いがあることが分かると思います。ここからの糊付けする作業は、ピンク外枠が「太い」面が大切になっています。

二つ折りの星座絵円盤を開きます。糊付けの場所を明確にするために、ピンクの外枠（太）の裏面に、太枠にそって鉛筆でぐる～っと丸く印をつけます。

ぐるっと糊付け位置の目安を書きおわりました。

目安の枠を頼りに糊をつけます。

特にしっかりと糊付けが必要な個所は「目安の枠に沿った領域」です。糊付けに隙間ができないよう注意してください。

逆に、中央部分はそれほどしっかりと糊付けしなくて大丈夫です。

二つ折りにしてしっかりとくっつけます。これで、星座絵円盤の下準備は完了です。

ステップ３　星座早見盤パーツの切り抜き

早見盤本体の用紙と、はさみ、カッター、カッターマットを用意します。

まず、４つある丸いパーツの内、「天使が描かれている丸パーツ」と「一番大きな黒一色の丸パーツ」をザクザクと切り分けてしまいます。このパーツは、最後のステップシンプル＆エレガントにで使用しますので、今の段階で２つの円盤を切り抜く必要はありません。

次に、残った２つの丸いパーツ「グレーの円が描かれた丸パーツ」と「３本線が中心で交わる丸パーツ」をザクザク切り分けます。

この２つの丸パーツを、ハサミで切りぬきます。

「グレーの円が描かれた丸パーツ」と「３本線が中心で交わる丸パーツ」が切り取れました。

次は、早見盤の本体を切ります。まずは、「回転軸の円」と「星空が表示される窓枠」をカッターで慎重に切り抜きます。

「回転軸の円」は直径３センチと小さいので、ちょっと切り抜きにくく感じるかもしれません。しかし、星座絵の星空が回転する基準となる大切な部分ですので、特に慎重に丁寧に作業を進めてください。

手前側の「回転軸の円」と、奥側の「星空が表示される窓枠」を切り抜きました。

早見盤の本体の外側をハサミで切っていきます。

「星空が表示される窓枠」の横にある三角のスペースが切りにくいと思います。ハサミでぐるっと一周切る時に、ここの三角スペースは切らずに残しておきます。そして、一番最後に切るようにすると、綺麗に切り取れると思います。

早見盤の本体が切り終わりました。

次は、切り抜いた本体を二つ折りにするステップです。折る場所は、本体中心にあるグレーの半月型の直線部分です。左図の緑の直線部分を参照ください。

折り目に沿って、ボールペンで折り筋をつけます。

折り筋がしっかりと付きました。この筋に沿って、早見盤本体を二つ折りにします。

グレーの半月部分の曲線部分に沿って、はさみで切り取ります。

グレーの半月部分が切り取られました。これで、星座早見盤パーツの切り抜きの終了です。

ステップ４　星空回転軸の作成

「ステップ３　星座早見盤パーツの切り抜き」で切り抜いた「３本線が真ん中で交わる丸パーツ」を準備します。

線に沿ってカッターで切れ目をいれます。

切れ目を入れ終わると、こんな感じになります。

白い面の側へ、切れ込みを入れてできた６つの三角形を折り曲げます。

６つとも折ると、王冠のようになります。これを「回転軸王冠パーツ」と呼びます。

「グレーの円の描かれた丸パーツ」と「早見盤本体」を用意します。

先ほど作った王冠パーツを、早見盤本体の小さな穴にシュポッと入れます。

王冠パーツの三角形をペタッと広げます。

※ここで、回転軸王冠パーツがくるくるとスムーズに回るか確認してください。

回転軸王冠パーツの６つの三角形に糊をつけます。

「グレーの円の描かれた丸パーツ」の黒い面を王冠パーツにくっつけます。この白い円が「星座絵円盤を乗せるステージ」となります。

全体をひっくり返すとこのような感じ。

これで、早見盤本体に星空回転軸の機構が完成しました。

ステップ５　星空円盤の切り抜き

「ステップ２　星空円盤の下ごしらえ」での糊がそろそろ乾いてきた頃です。裏表を確認して、「ピンクの外枠の細い方」の面を上にします。

ピンクの外枠に沿って、はさみで切ります。

これで、星座絵円盤が完成しました。

ステップ６　組み立てて完成

早見盤本体、星座絵円盤に加え、貼ってはがせるテープを用意します。

テープを４センチくらいの長さに切り、くるっと丸めます。

早見盤本体の星座絵円盤ステージに、テープを３ヶ所つけます。

星座絵円盤を早見盤本体へ。星座絵円盤の位置調節を行います。

星座絵円盤の位置調節は、時刻の目盛の円のカーブと、星座絵円盤の円のカーブが重なるように行います。

きちんと位置調節ができたかどうかの最終確認は、写真の４ヶ所を見て判断します。もし、時刻の黒い円の脇から、下の星座絵が覗いている場合は、円盤を少しずらして調整してください。

位置が調整できたら、その位置がずれないようにキープしたまま倒し、星座絵円盤をステージにくっつけます。

このように、回転軸の円盤ステージに星座絵円盤がくっつきました。

これで、古星図の星座早見盤の出来上がりです。

裏面はこんな感じ。

シンプル＆エレガントに仕上げる

「ステップ３　星座早見盤パーツの切り抜き」の最初で、切り抜きを保留していたパーツを切り抜きます。

星座早見盤の裏面にある、回転軸の部分に糊づけします。

天使の描かれたグレーの丸パーツを、回転軸に貼り付けます。

星座絵の回転軸に天使があしらわれ、「エレガント」な雰囲気になりました。くるくると円盤を回すたびに、この天使も回転します。Merry Go Around!

※この段階で終了してもＯＫです。

真っ黒な丸パーツをひっくり返し、淵の５mmの幅に糊付けします。

※あまり内側まで糊をつけないことが肝心です。

回転軸の周りのグレーの円を頼りに、糊付けした真っ黒丸パーツをくっくけます。

早見盤の裏面が黒一色。回転する部分もかくれ、「シンプル」になりました。